2009/11/23 気もちを伝える

プレゼントよりも

彼女と暮らし始めて1年になる。
僕は自分の夢のためのトレーニングを週5回しているので、今は週2回しか働いてない。
なので、生活費のほとんどは彼女が補ってくれている。

暮らし始めて最初の頃は、生活費への感謝の気持ちや愛情表現をしていたけれど、この頃は優しい言葉もかけていない。そのせいか彼女がこのごろいらいらしているように感じる。
「そうだ、ご機嫌とりのために何かプレゼントしよう!たしかこの間ピアスが欲しいと言っていたっけ?」早速買い物に行き彼女の帰りを待つ。

が、しかしこんな時に限って彼女からの連絡もなく、帰りもいつもよりかなり遅い。
メールや電話をしてもつながらない。
僕の怒りが最高潮に達したころ彼女がやっと帰宅。
「遅いじゃないか!何してたんだよ!」「いいじゃない。たまには遅くなったって!」
売り言葉に買い言葉。大喧嘩になってしまい、最後にはプレゼントのピアスを床に投げつけてしまった。

二人の怒りが少し収まった頃、僕はやっと本当に言いたかった感謝の気持ちを伝えた。
彼女も僕に謝罪してくれそして一言。
「プレゼントも嬉しいけど、日ごろの感謝や思いやりの言葉があったらもっと嬉しいよ」

生活に慣れてくると、ついわかってくれていると思い込み、言葉に出すことが少なくなってしまう。でも本当に言わないと伝わらないだよなぁ。今度からは思った時になるべく伝えていこう!

21歳:男性 パンチ(仮名)さん