2010/1/22 四つの柱

同窓会が苦手

もう20年近くも続いている、高校時代の同窓会。
なつかしい友だちにも会いたいしいろんな近況もききたいし、楽しみな気持ちももちろんあるけど・・でもここ1?2年は、同窓会のことを考えると、正直ちょっとだけブルーな気持ちになる。

同世代の女性たちが、やりがいのある仕事をして充実したアラフォー生活を楽しんでいる姿とか、結婚して子どももいて幸せいっぱいの姿とかを見ていると、なんだか妙に引け目を感じてしまうのだ。
(ちなみに私はアラフォーではありますが、シングルで子どもなしで特に素敵なパートナーがいるわけでもなく、仕事だって地味で不安定な身。もちろん経済的に余裕もないし、おしゃれにお金なんてかけられませ?ん!)

そんな私だもの。なんだかキラキラと輝いているように見える同窓会の彼女たちと一緒にいると、あとで妙に落ち込んでしまうのだ。(こんなことでへこむ自分も情けなかったりして?・・・)

きっと私は、結婚してるとかしてないとか、子どもいるとかいないとか、職業とか年収とか、そういうことで比較して自分で自分を「下」においているだけのことなんだ。人の属性だけを見て、人間の価値までを「下かも・・・」なんて決め付けているのは、他の誰でもない私自身。
そうなんだよなあ。わかっちゃいるけど・・・。

そこでふと、こんな心の声が聞こえてきた。
「おいおい。こんな私こそが、自分の味方になってあげなくてどーする!?」

・・・そうだよね。
どんなときでも自分が自分の味方でいなくちゃ、自分がかわいそすぎるではないか。

まずは「へこんでいる」自分に対して、やさしくしてあげることにした。どんな自分にでも、「よくがんばっているよ。それでOK!」と、敬意を持ったまなざしで。

今日は帰りに好きな花でも買って帰ろうかな。
そんなことを考えていたら、なんだか急に同窓会に参加したくなってきた。
不思議だけどほんとうの話。