2010/3/26 権利

わからないときは聞いてもいい

今年からこれまで勤務していたA支社からB支社に異動となった。
とは言っても、仕事内容は同じ。仕事する地域が変わっただけだ。

しかし...そう思っていたのも束の間、仕事の進め方や、会議設営、もっと小さいことで言えば、書類の在り処まで、何から何まで違う気がする。
かといって、イチイチわからないことを訊くのも、なんだかカッコ悪い。
"できないヤツ"って思われたくないし。

しかも、周囲の同僚は、"新入社員でもないし、わかってるだろ"という態度という気がしてくる。
これじゃますます、訊きづらい。
わからないことだらけの職場は、何といっても居心地が悪い...。

異動後、やっと1件商談がまとまりそうで、客先から見積書を依頼された。
さっきから、見積書のフォーマットの在り処を探し続けているが見当たらない。
もう1時間近く探し続けている。
ふと、そんな自分がバカみたいに思えてきた。

わからないんだったら、わからないって言えばいいじゃん。

隣のCさんに一声かけてみる。
「Cさん。見積書のフォーマットってどこにあるんですか?」
Cさんは、ごく当たり前に
「あぁ、このフォルダの中」と教えてくれた。

そういえば、以前受講したアサーティブトレーニングで、
「わからないと言う権利がある」というのがあった気がする。
その時は、そんなの当たり前じゃん、と思っていたけれど、最近は真逆に考えていたのかな。

さっきのたった一言で、職場の居心地が良くなってきた。