2014/4/10 伝えるときのポイント

年上の先生にわかってほしかったこと

私は小学校の教員です。
外部からきてくれている年上のA先生と一緒に、週1回の「習字クラブ」の顧問もしています。A先生はお習字の専門家で、とても熱心に生徒に指導してくれるだけど、熱心なあまり困ったなあー、と感じることも出てきました。

もうすぐ保護者にクラブの成果を見せる「展覧会」が迫っていて、生徒には清書したものを1人4枚提出してもらうことがA先生の希望でした。
しかし展覧会までの期間も短く、特に低学年の生徒は4枚の清書を完成させることはかなり難しく、子どもたちもA先生に尻をたたかれて追いつめられている様子。

昨日やんわりとA先生に「展覧会にはもっと気楽にのぞみませんか?」と伝えてみたけど、遠回しすぎてちゃんと理解してもらえなかったみたい。

そこで先日学んだアサーティブを使って、伝える内容を整理してみました。
まずは自分が思っている「気楽にのぞんでほしい」って、具体的にどうすることなのだろう?と考えてみました。

4枚の提出は、期日も短いし低学年の生徒には負担が大きいと思っていること。このまま押し進めると生徒が習字を嫌いになってしまうんじゃないかと心配していること。そうならないようにゆっくりと進めたいので、低学年は2枚の提出にしたい。

ここまで整理して、自分でもすっきりすることができた。
明日、熱心に指導してくれる感謝の言葉も十分に伝えて、私の意見も言ってみよう!