2014/6/27 批判に対処する
その場でどう言えば良かったんだろう・・・
「○○人って××なんですって。怖いわよねー」
(↑注:××には差別的な言葉が入る。)
ママ友たちの世間話の中で、冗談まじりのその言葉をきいたとき、私のからだが凍り付いた。
私の親友Aちゃんが、その「○○人」という人種・国籍にあたるからだ。
心の中では
「そんなことないよ!人種とか国籍とかで野蛮とか怖いとか決めつけないでよ!」
というセリフが浮かんだけど、あまりにも動揺していて、とてもじゃないけど口に出すことができなかった。
・・・すごく怖かったから。
その場で冷や汗を流しながら、私はあいまいに同調してしまった。
まるで差別に加担してしまったような気持ちになって、自分を責めてしまった。
それからずっと気になってしまって、もう一度応用講座やアサーティブカフェに参加してみんなに相談したり、気のおけない友人にも話をきいてもらった。
みんなすごく親身になって対応を考えてくれて、講座では実際にロールプレイもやってみて、少しずつ自分の思いが言葉になってきた。
もし今度またそういうことが起こったら、次はこんなふうに言えるかもしれない。
「そう? 私はそうは思わないけどな。○○人の友人がいるけど、素敵な人だよ」
正直、本当にその場面がきたら、こんなふうに言えるかどうかはわからない。
でも、苦しかった自分の思いを誰かにきいてもらったり、どうしたらいいのかを真剣に考えてくれる仲間の皆さんに出会えたことで、心はずいぶん軽くなった。
次は、きっと、大丈夫、かも。