2018/5/8 率直に頼む

「このくらいいいか!」を積み重ねると不満がたまる

私が所属する部署のゴミ集め。
入社してから、ずっと私が担当している。

この会社に転職したばかりの頃、私は分からないことが多く、質問ばかりしていたので、
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

なので、せめて自分ができることをやろうと思い、仕事を終えた後、
全部で6個あるゴミ箱のゴミを集めるようになった。

後輩が入ってきた時に、ゴミ集めを代わってもらおうかな?と考えたけど、
後輩が仕事を覚えるのに必死な様子が伝わってきたので、「このくらいいいか!」と、
結局続けることにした。

しかし、最近、部署のメンバーは私がやるのを当然のように考えていて、

「これもゴミ出ししておいて」

と言われた時は、無性に腹が立つし、
仕事が忙しくて残業した後にゴミを集めていると、情けなくてたまらなくなることがある。

たった6つのゴミ箱なので、5分もかからない。
でも、時間の問題ではないのだ。
かといって、今更「代わって」というと、私の好感度が下がるかも・・・


あ~このままだとグチャグチャのループに入っていって、仕事が嫌になってしまいそう。
「代わって」と言うか、今のまま私がやるか?

・・・よし、言うことに決めた!


そこで、後輩に声をかけた。

「今更で、めちゃくちゃ言いづらいんだけど、
 月曜と木曜の仕事終わりのゴミ集めを手伝って欲しいんだ。
 どうかな?」

すると後輩は

「ず~っと代わりたいと思ってたんですよ。
 でも先輩の仕事の様だから、やっていいかどうかわからなくて
 言い出しにくかったんです。私もやりますね!」

って言ってくれた。


それを聞いていた、リーダーが

「ゴミ集めの話?」

と入ってきて、

「前から申し訳ないなって思ってたんだよ。
 これまであなただけにやらせてしまって、ごめんね。
 本当にありがとう。ゴミはみんな出すんだから、これからは当番制にしよう!」

と言ってくれた。

引き続き、この会社でがんばろう!って思った。