2019/3/29 率直に頼む
「後輩の態度にむかつく」への意外な解決
先日職場にて、急遽あるデータが必要になり、後輩に声をかけた。
私 「○○というデータが必要なんだけど」
後輩「ないですね」
私 「だから、このデータを使いたいんだよね、急ぎで」
後輩「でもないんですよ、それ」
「前任者が持ってるんじゃないですか?わかんないです」
おい(怒!)なんだよその返答は。
こっちは急いでるんだってば!と、イライラしはじめる自分。
後日、アサーティブカフェに参加したとき、この事例を話題にした。
「後輩の態度がなってないのにむかつく」
っていう感じで話したんだけど、そのとき別の参加者の方が
「最初の頼み方をもう少しアサーティブに伝えたら、解決するのでは?」
という意見をくれて、なるほどその視点はなかったな、と思った。
たしかに自分の要求を明確には伝えていなかったし、言い方もかなりぶっきらぼうだったかもしれない。
「後輩だったらこれくらい察してさっさと動けよ」という自分の下心が全面に出ていたかも。
改めてもう一回やり直しだ。
今度はアサーティブな方向で、ためしにその場面をロールプレイをやってみることにした。
私「A君、実は緊急のお願いがあるんだけど、○○というデータが明日のお昼までに必要になったんだ。至急探してもらえないだろうか」
後輩「ええ…ちょっとわかんないです。それ前任者にしかわかんないですよ、たぶん」
私「そうか。困ったな。
忙しいところ本当に悪いんだけど、この後すぐに前任者に確認して取り寄せてもらえないかな。とにかく明日の午前中までにはどうしても必要なんだ」
後輩「そうですか、わかりました」
私「ありがとう。見つかったかどうか、確認後すぐに連絡もらえるかな」
後輩「はい、では今から確認後、すぐに連絡します」
実際にやってみると、ことの緊急性や、いつまでに何をしてほしいかなどの要望を、相手にきちんと伝えていなかったのは自分のほうだった。
次からは依頼する段階で、アサーティブを意識してしっかり伝えようと思った。