2019/6/6 批判に対処する
言い訳しない自分になる
同僚が、最近読んだ本の話をしてくれたとき
「それ、なんて本?」
と聞くと、すかさず
「そうやって聞くけど、結局いつも読まないよね」
と言われた。
うーん…ちょっとイヤな感じ。
実はこういうやりとり、もう何回もしてるんだよね。
これまでは相手にそう言われるたびに
「別にそんなことないし」「忙しいんだよね」「読む時間ないし」
とか返していたんだけど、なんとなく毎回自分の中でムッとくるものがあり、ちょっともやもやしていた。
それで何か問題があるわけではなかったけど、でもこんなちいさなことで、相手にモヤっとした感情を持ち続けるのもどうかな、と感じていた。
で、今回は、アサーティブを意識してみた。
「そうやって聞くけど、結局いつも読まないよね」
という同僚からの定番のせりふを言われたとき、とっさにこう返してみた。
「えっ、そお? (…間…)
うん、そだね!確かに私、読まないわ。そのとおりだわー」
こんなふうに軽くはっきり答えたら、何だか妙にすっきりした。
それをきいて同僚がぷっと吹き出したので、なぜか私もつられて吹き出して二人で笑った。
そのときふと
「本を読まない私でも、全然OKだよね!」
という感覚が、わきあがってきた。
これまでは相手からの何気ない一言に「本を読まない私のことをバカにされている」って感じて、どこか自分で自分を否定していたのかもしれない。
「あたってるな、その通りだな」と思った批判的なひとことを言われたとき、
「自分でちゃんと認める」って、なんか、いい!
いちいち言い訳しないパターンができた自分はいい感じだし、自分のことをごまかさなかったこと、すごく気持ちいい体験だった。