2019/9/20 自己信頼

やってみようと思えた自分をほめてあげたい

「私には自分のほしいものしたいことを求めてよい権利がある」

 

この一文を目にしたとき、なんともいえない感情がわいたことを覚えています。

はじめて受けたアサーティブトレーニングのなかの「自己表現の権利と責任」(12の権利)というテーマでのことでした。

 

「自分のほしいもの、したいこと」??そんなの無理に決まっている。できっこない。

 

即座にそんな考えがよぎりました。

 

「だって仕事があるし」「子どもが小さいし」「お金がないし」「家族が反対するし」「いい年してみっともないし」「バカみたいに見えるし」

 

そんな「自分への批判(ダメ出し)」「まわりからの批判」にほとほとめげてしまい、「自分のほしいものしたいこと」なんてすっかり縁遠いものになっていました。

 

そんな時にアサーティブを知り、「自分を大切にする」ということはつまり、「自分のほしいもの・したいことを、求めてもよい」ということ。

そんな考え方に、あたたかい手で背中を押されたような気持ちになりました。

 

「まわりからの批判がなくなるわけではないかもしれない。だからといって自分のしたいことをあきらめなくてもよいのだ」

 

と、はっきり思うことができ、一歩を踏み出すことにしました。

 

夫に子どもを預けて、何年ぶりかでひとりで美術館に出かけました。

小さい頃から大好きだった絵の勉強を、もう一度やってみることにしました。

 

やってみようと思えた自分をほめてあげたい。

 

誰がなんと言おうと「私がやっていきたいのだから」この先もずっと続けていくと思います。