2022/5/25 自己信頼
「言えない」ときに感じるアサーティブの力
アサーティブを知ってから、手探りで本を読んで、講座にも参加して、言いづらくても相手を尊重して伝えたり聴いたりすることが少しずつできるようになってきました。
たとえば職場では「自分にできないこと」については事情を伝えて相談できるようになったし、家族に対してケンカごしにならずに頼みごとができるようになったし。
できることが少しずつ増えてきてうれしい反面、やはりできないこともあるし、伝えるのが難しいこともあります。
今一番難しいのは、ちょっと苦手な同僚に、はっきりものが言えないこと。
以前何度かもめたことがあるので、それ以来仕事上必要なことでも緊張して言いづらいし、相手の反応が怖くてアサーティブに伝えることができません。
でもこんなときに、アサーティブを知っていて良かったな、と思うんです。
それは「言えないこと」を相手のせいにして不満をためることが減ってきた、ということです。
自分の行動を「相手のせいにも、自分のせいにもしなくてよいのだ」ということが、だんだん腑に落ちてきたからかもしれません。
「言えない」のは、私が今「言わない」ことを自分の責任で選んでいるからだ、と思えるようになりました。
相手のせいで「言えない」と思うと腹が立って無力感でいっぱいになるけど(以前の私はそうでした)、自分は今「言わない」ことを選んで行動しているんだなあ、と思うと、私は自分にできる精いっぱいのアクションを起こしている、という気持ちになってきます。
(これはアサーティブを実際に活用している人にはきっとわかってもらえる感覚かな、と思います)
ひょっとしたらこれが「自己信頼感」というものなのかもしれません。
でも、ずっと「言わない」ことを選び続けていると、この先自己信頼感が削られていく気がします。
なので「アサーティブに伝える」行動も、無理せず焦らず、増やしていきたいと思う今日この頃です。
今はアサーティブカフェに参加したり、AJのTwitterを読んだりして、日々勇気を養っています。
これを読んでいる皆さんとも、どこかでお話ができますように!