2024/7/22 自己信頼
まわりの「ノリ」についていけない
私がついていけないなあ、と感じるのは、「ノリ」と言っても、いわゆる「悪ノリ」の部類に入るのかもしれない。
たとえば職場の雑談のなかで、ふとしたきっかけでその場にいない人の陰口で盛り上がるとき。
「今日も仕事が終わらないよ。誰のせいとは言わないけどさ笑」
「いちいちミスの言い訳が多いんだよね。誰とは言わないけど笑」
など、最初はちいさな愚痴で始まった雑談が、徐々に「ノリ」がよくなり、その場にいない人への悪口大会になってしまうことがよくある。
みんな、普段はとても気さくでやさしい人たちなのに。
愚痴や人の悪口を言いたくなる気持ちは、よくわかる。
私だって愚痴や悪口は言うし、たまにはガス抜きしないとやっていけないとも思うし。
でも。
「あの人ミスが多すぎるから、たぶん××(←病名)なんじゃない?笑」とか
「あんな性格でよくこの会社に入れたよね笑」とか
「化粧がケバすぎるよね笑」とか。
いやいやそれは言いすぎだし、仕事のミスと関係ないよね、という話でクスクス笑いが起こり、場が徐々に盛り上がる、そんなとき。
これまでは、場の空気を悪くしたくないから「つきあいで」あいまいな笑みを浮かべてその場にいたけど、話の輪に入ってる間中、なんとも居心地が悪かった。
アサーティブを知ってから、私は自分の気持ちに正直になりたいと思った。
アサーティブ的には、悪口陰口が始まったときに、「私はそうは思わないな」とか「××って言葉、好きじゃないな。使うのやめましょうよ」とか、正直に率直に言った方がいいのだろうけど、気が小さい私にはとてもじゃないがそれはハードルが高い。
なので、悪口大会の「ノリ」になってきたな、と思ったら、そっとその場から席を外すことにした。
まわりからは、「トイレが近い人」とでも思われていれば、それでいい。
「その場にはいたくないな」、という自分の気持ちに正直になって行動することが、今の私の精一杯のアサーティブなのだと思いたい。