2009/11/15 事務局から

大阪講演が終わりました

アン・ディクソンさんの大阪での講演会が昨日行われました。

初回の講演会では、ヨーロッパの第一人者であるアンさんの口から直接、アサーティブネスの根本の考えを聞くというものでした。200名を超える参加者の方で会場はいっぱい。2時間半の講演とはいえ、実質は通訳や休憩を含めて1時間余りの時間しかありません。その中で、アンさんは、攻撃性と受身性とアサーティブネスの違い、感情を言葉にすること、そして対等性を支える個人の内側の力について丁寧に説明してくれました。

アサーティブであること(Being)。それは、自分自身と目の前の相手をどのように見て、そしてどのように向き合うかということを土台としています。相手を自分と本当に「対等な人間」として見て、そして向き合おうとすれば、攻撃性も受身性もおのずとなくなっていく。ある意味では、アサーティブに伝える(Doing)よりも、ずっとずっと根本的な、私たちの立ち位置にかかわるものなのだと思います。

今回私がアンさんを日本に呼んだもくろみはいくつかありますが、その中でも一番大きなものは、まさにこの、「Being」のアサーティブネスを確認したいということです。巷に「Doing」があふれ、対等性の視点がすっかり抜け落ちてしまっているアサーティブネスの根本の考え方について、再度彼女の口から語ってもらいたいと強く願っています。

もう一度彼女の講演会が今週末、今度は千葉の幕張で行われます。ここでは勝間和代さんとの対談という面白い試みです。まだの方、席はあと少し残っていますので、どうぞお早めにお申し込みください。