2010/6/11 汐生の思い

へこんだ時ほど「アサーティブ」

先月はいろんな意味で「へこんだ」月でした。へこむような出来事が次々と起こり、珍しく「あ~あ、私って・・・」「これでいいのだろうか」「大丈夫だろうか・・・」などと頭を抱え悩む日々が続きました。

やっぱり人生山あり谷あり(笑)。いいことがあれば、悪いこともある。心穏やかで「大丈夫!」と思えるときもあれば、めちゃめちゃ落ち込んで悩んでばかりのときもある。人間関係がうまくいくときも、うまくいかないときも、やっぱりある。アサーティブであれば、全て人生平穏で順風満帆である、わけない、のです(笑)。

「山」にいるときよりも「谷」にいるときのほうが、アサーティブネスの「力」が問われます。アン・ディクソンさんがくり返し伝えてくれた、「内側の力」。落ち込むようなことがあるときにこそ、「内側の力」を自分のために使えるかどうかが試されるのですね。

「内側の力」をアンさんは、「ろうそくの炎」と例えていました。大きくなったり小さくなったりしても、ちゃんと自分の中に燃えている炎。落ち込んだときにこそ、それでも自分にOKを出せるかどうかは、内側の力にかかっているのでしょう。

元気が出ないときは無理に元気を出すよりも、波に浮かんでいるようにほっかりと自然に任せるのが私にとってはいいようです。以前の私だったら、一生懸命"自分の問題に取り組んで"、問題解決をするために努力をしていたのですが、今回は「あがいても無駄、ゆっくり波に浮かんでいよう」と思うことにしました。

そして、毎朝の犬の散歩の時間を大切にしたり、ちょっとした笑いを大切にしたり、空を見上げたり、本を読みあさったり。そして毎回の研修や講座での出会いを一つひとつ大切にして、感謝の心を忘れないでおりました。

へこんでいても、大丈夫。へこんだり落ち込んだりするのは当然。でも、自分を責める必要はありません。ということで、しんどかった5月も終わり。6月も引き続き急がしい毎日ではありますが、ピラティスと水泳を始めました。プールで泳ぐのはなんと7年ぶり!全身運動をして心地のよい疲れで、夜もぐっすり眠れます。体が元気になれば心も元気になる。あせらず自分のペースで続けたいと思います。