2013/7/5 汐生の思い
日々を大切に生きる
7月に入り、双子も1歳5ヵ月になりました。離乳食も進み、夜はぐっすり眠ってくれるようになり、私自身も夜にちゃんと休むことができるようになってきました。
思えば昨年の今頃、産休明けの4月から9月くらいまでの間、夜は何度も起こされ、明け方にフラフラになりながらも、出張に出かけていた日々を思い出します。子どもたちが元気でいてくれたことも助かりましたが、家族の手を最大限に借りながら、日々を駆け抜けていた、という感じです。
正直のところ、昨年1年間の記憶はほとんどありません(笑)。
それでも。
保育園では、乳児の部屋で泣いていた二人が、お兄ちゃんお姉ちゃんに交じってハイハイするようになり、今では公園を小走りで歩き、すべり台をきゃっきゃ言いながら滑り降り、片言ながらも言葉を発するようになってきたということに、本当に驚きます。どんなに転んでも立ち上がり、前を向いて歩こうとする彼らに、私も負けないで前を向いて歩かなくちゃねと、たくさんの勇気をもらっている毎日です。
世の中のワーキングママに比べれば、私はずいぶん恵まれているといえます。自宅から保育園までが5分、保育園から職場までが5分という距離。もちろん出張の時は夜遅く帰るので寝顔しか見られないという日々もありますが、日常業務で事務所に出勤する日は、朝の登園の送りも夕方のお迎えも問題ないし、急な発熱でも素早く対応ができるのです。職場にもワーキングママ経験者がおりますので、子どもをもって働くことの理解はとても大きくて助かっています。
こんな恵まれた環境であっても、小さな子どもを抱えて仕事をするのは大仕事。なので、通勤時間が1時間とか1時間半というケースで、家族の協力が得られないという場合、本当に本当に大変なことだと思います。朝子どもを保育園に預けて、足早に駅に向かう保護者の顔を見ながら、本当に毎日お疲れ様ですと頭を下げています。
私自身のアサーティブなコミュニケーションはどうでしょうか。
家族との会話が増えましたが、同時にケンカも増えました。家事育児に関することについて、私はついつい口も手も出し過ぎてしまうので、意識して「口も手も出さない」ようにしています。ケンカといっても日常のちょっとしたイザコザや思い違いなので、翌日には「一体私は何に腹を立てていたのだろう」と不思議に思うほど。ま、こんな感じで発散しながら、子どもとの時間を最大限楽しもうと心に決めて、毎日を過ごしております。
高齢の親の元に生まれてきた双子。一緒にいられる時間は、もしかするとあまりないかもしれません。だからこそ、日々のやり取りや一緒にいる時間を大切にして、楽しみながら子育てを続けたいと思います。