2013/12/13 事務所あれこれ
アサーティブジャパンの「この1年」をふりかえって
いよいよ今年2013年も大詰めとなりました。
1年って本当にはやいですね!(...毎年こう言ってる気もしますが)
まだまだ年の締めくくりには早い気もしますが、この機会に2013年のアサーティブジャパンをふり返ってみたいと思います。
(ちなみに今年2013年はへび年でした。覚えていましたか?
写真は、受講者からプレゼントされた干支のストラップです)
今年のハイライトは、なんといってもイギリスにおけるアサーティブの第一人者であるアン・ディクソン氏を日本にお招きして来日イベントを開催したことです。
(ワークショップにて。右はアサーティブジャパン代表の森田)
アン・ディクソン氏による来日講演・ワークショップは、東京と大阪にて計9回開催し、おかげさまで北海道から沖縄までのべ約350名の方々にご参加いただきました。
「人が人と対等な地平に立つためには、自分自身の内側にある怖れや不安という感情から目をそらさず向き合う必要がある」
そんなアン・ディクソン氏からのメッセージに様々な形でふれることができたのは、このうえない幸せでした!
(受講生に寄り添うようなアン・ディクソン氏によるロールプレイ)
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
さて、この不況下にあっても今年は企業や自治体などの大規模なアサーティブ研修のご依頼は絶えず、全国各地でトレーニングを担当させていただきました。
働く現場に「アサーティブ」という考え方がますます必要とされている現状を痛感しています。
(ビジネスシーンでのアサーティブに特化したビジネススキルアップ講座のようす)
職場におけるアサーティブの広がりと同時に、高校や中学など学校でのアサーティブ講演(授業)も多数ご依頼いただくようになりました。
これも先生方のアサーティブに対するご理解があってのこと。
「自分の気持ちを素直に表現するってむずかしい!」
「断れずにいつもストレスためてる...」
そんな若い10代の世代に、これからももっとアサーティブが広がっていくといいなあ!と思っています。
(埼玉県内の高校での講演会のようす)
また今年は、2012年からはじまった第9期トレーナー養成講座が終了し、新しいトレーナーが続々と誕生した年でもありました。
(養成講座はプレゼンテーション演習の連続!みんな真剣です)
新しく誕生したトレーナーたちは、早速活動を開始した方、さらにレベルアップ&スキルアップのための勉強を始めた方など、様々です。アサーティブを伝えるトレーナー仲間が増えた事は、ほんとうにうれしい限りです。
(養成講座のようす↑ 勉強と実践を積んだ受講生は、厳しい最終審査にのぞみました)
さて今年は、「人権尊重の社会をつくっていく」という志(こころざし)を同じくする団体とのコラボレーション企画もいろいろありました。
病児保育スペシャリスト養成のためのアサーティブ(日本病児保育協会主催)、アジアの農村女性のためのアサーティブトレーニング(IDACA・ジア農業協同組合振興機関主催)、「子どもへの虐待予防&養育支援プロジェクト」(NPO法人ウィズアイ)、そして震災後に釜石市で子育て支援をはじめたママたちのグループ「釜石ママハウス」主催のアサーティブ講座など。
(↑IDACA(アジア農業協同組合振興機関)での研修のようす。カンボジア、インド、インドネシア、ラオス、ミャンマー、ネパール、タイ、ベトナムの8か国から参加した女性たちが楽しくトレーニング中です)
この一年、決して明るいニュースばかりではなかった世の中ですが、せめて身近な人間関係では人が人として尊重し合えるような関係づくりにむけて、アサーティブの力が貢献できたのではないかと思っています。
今年、みなさんはどんな1年でしたか?
来年も、きっと良い年になりますよう、心から願っています!
(毎年いただく、受講者の方からのプレゼント来年の干支ストラップ。
来年はうま年ですね!)
※ 年末年始は12/28(土)~1/5(日)の間は休業とさせていただきます。休業期間中にいただいたお申し込みやお問い合わせへの返信は、年明け1/6(月)より順次対応させていただきます。