2012/8/8 トレーナー養成講座のご報告
「社会的な視点を持つこと」トレーナー養成講座第3回目の報告
7月14日〜16日の3日間、トレーナー養成講座第3回目が開催されました。
今回はゲストスピーカー3名を迎えてお話しを伺い、アサーティブジャパンが大切にしている「トレーナー像」を掘り下げ、さらに自分と向き合うための3日間となりました。
初日は自分のためのロールプレイの時間を取り、自分から相手への要求についての内容についてディスカッション。
「相手の領域に踏み込んでいないだろうか?」
「伝える際の自分の責任とは何だろう?」
「相手を責めていないだろうか?」
などいくつかのポイントに沿ってしっかりと確認し、ロールプレイにチャレンジ。
2日目には一歩先を行く「先輩トレーナー」をゲストスピーカーに迎え、「アサーティブを伝える際に必要な、社会的な視点を持つこと」について、体験談をたっぷり話しをしていただきました。
その後、ゲスト講師による「障がいを持つ人の虐待防止ワークショップ」を開催。
私たちアサーティブジャパンの講座には、様々なバックグラウンドを持った方がご参加してくださいます。社会に存在する「差別」「偏見」「虐待」などにも目を向け、自らが体験することでたくさんの気づきと学びがあり、トレーナーを目指すメンバーにとっては、大変有意義で貴重な時間でした。
3日目は、メンバー自身が自分の人生を振り返りながら「トレーナーとしてなぜ、何を伝えていきたいのか?」を再度自分に問いかける時間。
本当に自分と向き合い、深く考え悩んだ3日間。
「来月まで持ち帰る」「う~ん、アサーティブって深い!」など口ぐちにつぶやきながらの最終日でした。
さて、来月からはいよいよ実践的な内容に入ります。
実際のアサーティブ講座を想定してレクチャーやグループワークを使って「発表」の場を持ち、ひたすら「プレゼンテーション」を行う猛練習の日々に突入です。
まだまだ、新たな課題にチャレンジする「トレーナーの卵の修行の日々」は続きます。