2014/12/9 トレーナー養成講座のご報告

いよいよ終盤ーー様々な対象者にアサーティブを伝える訓練

2014年7月にスタートしたトレーナー養成講座もいよいよ終盤!
今回も盛りだくさんの内容です。

今回の目玉は、各専門分野で活躍している先輩トレーナーによるゲストトークとワークショップでした。

スクールカウンセラーという仕事を持ちながら、アサーティブを伝える活動も長年続けているトレーナーの体験談(アサーティブジャパン認定講師・谷澤久美子さんによる講演)、そしてアサーティブトレーナーとしてはぜひ取り組んでおきたい大事なテーマ「ACと共依存」(アスクヒューマンケアの木村久子さんによるワークショップ)、この2つのテーマについてお話をじっくりとうかがい、「ACと共依存」についてはワークショップ形式で学びました。

DSCF8121.JPG

↑谷澤久美子さん(アサーティブジャパン認定講師)による講演


DSCF8128.JPG

↑木村久子さん(アスク・ヒューマン・ケアライフスキル・センター室長 アサーティブジャパン認定講師)による講演とワークショップ「ACと共依存」。


貴重なゲストによる講演を聴いた後、養成講座の最終回に取り組んだテーマは、「さまざまな対象者別に効果的にアサーティブを伝える」訓練です。

DSCF8148.JPG

↑講座本番さながらのプレゼンテーションの様子

たとえば小さな子どもを持つママたちにアサーティブを伝えるには、どんな言葉でどのような事例を使って進行するのか。

たとえば看護師や支援職の方々にとっては、具体的にどんな場面でどのような状況のときにアサーティブが役に立つのか。

たとえば企業で働く社員を対象にしたアサーティブ研修では、管理職対象のアサーティブと一般社員対象のアサーティブとでは、説明の仕方も位置づけも、具体事例もかなりちがうものになってきます。

DSCF8149.JPG

それぞれの対象者にマッチした説明と進行をいかに効果的に実施できるかが、成功のカギになります。
そのためには、アサーティブを伝える対象者が日々どのような状況のに置かれ、どんな課題を抱えているのか、まずは知る努力をすることが必要です。

DSCF8116.JPG

↑グループで真剣に協議中!

トレーナーの卵たちには実際にプレゼンテーションをしていただきながら、さまざまな対象者に届くリアルな言葉を獲得すべく、訓練を積んでいただきました。

そんな奮闘が続いたトレーナー養成講座も、次回の最終プレゼンテーション(試験)をもって終了となります。

最終試験まであと一ヶ月!
トレーナーの卵たちに引き続きエールを送ります。