2009/6/1 中野満知子
木瓜(ぼけ)の花
こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の中野満知子(まちこちゃん)です。
事務所の窓際に置かれた本棚の上に、いくつか鉢を飾っている。その一つ木瓜の鉢に、かわいらしい赤い花が二輪咲いた。昨年は11月に一輪大きな花と実をつけた。
花期は11月から4月とけっこう長いらしいのだが、11月ころから咲き出す寒木瓜と、春に開花するものとに分かれるらしい。
この木瓜は2度花を咲かせたことになるが、もともと花の咲いた枝が、数本飾り寄せされたものだったので、もしかするといくつかの種類が入っていたのかもしれない。
植え替えた当初は根がつくか心配したが、どうやらいくつかの枝に葉の新芽が出てほっとしたものである。その後も虫がついたり、病気になったり、根元から新芽が出て喜んでいたら、雑草と間違われて抜かれてしまったり、枯れた枝もあったりして、ずいぶん気をもんだ。
だから、たった一輪とはいえ、最初に花を見たときは、本当にうれしかった。
そうして2度目に咲いた二輪である。実もずいぶん大きくなってきた。 『実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」と呼ばれたものが「ぼけ」に転訛(てんか)したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したとも言われる』と「ウィキペディア(Wikipedia)」に書いてあるのを見たときは、もしかして実がなるって、さすがにAJ事務所に咲いた木瓜は違う!と実がなることを何か特別のすごいことなんじゃないか?!とはしゃいだ自分がちょっと恥ずかしかったりした。
11月にはアン・ディクソンさんが再来日する。この事務所に寄られたときには、もっとたくさんの花が咲いていますようにと、これからも手入れを怠らないでいようと思う。この鉢はアン・ディクソンさんが、2年前に訪れたとき、私たち事務所スタッフに記念としてメッセージを添えて残していってくれたものである。大きく育っていることを見てもらいたい、と心から願っている。