2009/7/23 竹崎かずみ

道に迷う達人!

こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の竹崎かずみ(きゃさりん)です。
私はかなりの方向音痴です。

地図が読める方には想像できないと思いますが、地図によってはどちらに進んでいいのか最初から全く理解できないことも多々あります。
そんな時助けてもらうのは、やはり道行く人たち。

以前、私が道を尋ねている姿を見ていた友人が、褒めてくれました。
「本当に困っている感じが身体全体からにじみでているわ」と。
言葉や態度、顔の表情が「マジヤバイ!!!(汗)」って感じなのでそうです。

本当に今まで何人の方に道を聞き、助けてもらったことか。
この場をお借りしてあらためて「ありがとうございました!」

数々の迷子ストーリの中のひとつを紹介します。

友人とハイキングに行き、思い切り道に迷い帰りの最終バスに乗り遅れてしまった時のことです。
1日歩き回った上、駅までの距離は20キロと聞き、涙目になっていた私は「とても困った」オーラを全開にし、車で来ていたカップルに「駅まで乗せて欲しい」と頼みました。
こんな時パニック慣れしている私は瞬時に「助けてくれそうな人」を判断する力がすごいのです。

私の住所を尋ねたそのカップルはなんと「家まで送ってあげる」と2時間以上かけ私への「人生のアドバイス」をしながら自宅前まで送ってくれました。

彼らは20代前半、その時私は38歳位。
彼らは、三つあみ頭で顔に泥をつけ泣き顔だった私を見て、自分達よりも年下と判断したのでしょう。
「君もこれから免許を取ったり、彼氏ができたりするんだろうけど、人生いろいろあるから頑張ってね」と励ましたくれました。夫や小学生の娘がいることは伝えられず、本当のことを伝えないままお別れしてしまい、この場をおかりして「ごめんなさい」

常々「方向に強くなりたい」と思ってきましたが、振り返ってみると、コミュニケーションを取らせてもらえるいい時間でした。自分一人で目的地に着くという野望は捨て、たくさんの人に助けてもらって少しずつ、方向に強くなっていければと思います。
今後道をお伺いする方々、宜しくお願いしますね。