2010/1/19 堀田美保

かからないと思っていたのに...

こんにちは。アサーティブジャパン認定講師の堀田美保(みほ)です。

5月には、「マスクねた」で書きました。
あの頃のような、異様なほどのマスク集団はもう見かけないですが、
大阪の街なかには、それなりにマスクが増えてきているように思います。 

車を運転していても、FMから「本日の休校情報をお伝えします」なんていうのが流れてきます。
みなさんの地域はいかがでしょうか?

ただ、周囲にはそれほどには感染者もおらず、ちょっと遠い世界(?)とか思っていたところ、

なんと...    自分が罹ってしまいました

        絶対に自分はかからない!

という何の根拠もない思い込みに浸っていただけに、かなりショックでした。

周囲に誰も感染者がいないのに、なんで私~?!といった理不尽さに怒り、
かかってしまった自分の予防対策の不十分さに怒り、
熱が出始めたのが日曜日という不運に怒り、
みるみるうちに、熱は上がり、見事40度を記録!
何年ぶりかの発熱に、かなりこたえました。

1日目は高熱と怒りで朦朧としていたのですが、
2日目になると、熱にも慣れ、少し余裕がでてきました。
すると、
そっと置かれている、スポーツドリンクや保冷剤
いつの間にか、しゅんしゅん音を立てている加湿器
ドアをすこぅしだけ開けて、心配する顔

そういったものに、自分が囲まれていることに気付きました。

そして、思い出しました。
もう10年以上前、肺炎になって寝込んでいたときのこと
その時は、家族への怒りがいっぱいで、
「なんで、そう気がきかへんの!」
「人を心配するって気持ちがないの!」
と、かすれた声で怒りをぶちまけます。
すると、お返しにとばかりに、
「じゃあ何がいるのか言いや! もってきたらいいんやろ!」
と、怒鳴ってきます。
 「何がほしいかくらい、常識やろ!
最悪の展開;;;

こんなことを思い出し、苦笑しました。
あれから随分と時間は経ちました。私は、少しは成長したでしょうか

そう、今言うべき言葉を伝えなくては。ほんとうに心から、誠実に率直に

    ありがとう
    お陰で、安心して休めたよ。


きちんとまっすぐ伝えました。


まだまだインフルエンザは猛威をふるい続けそうです。
感染予防はもちろんですが、万が一かかったときには、
アサーティブネス実践のいい機会になるかもしれませんね。