2013/1/16 牛島のり子

社交的でなくてもOK

こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の牛島のり子です。

「日常会話でちょっとした気の利いた会話ができるようになりたいんですけど、アサーティブトレーニングで上達しますか?」
「学校の友だちと会話がはずまなくて気まずい時があるんです。アサーティブを学んだら社交的になれますか?」

時々そんな質問を受けることがあります(特に10代~20代の若い方々から)。
そのたびに、楽しい会話が無理なくできるようなそんな社交性を身につけたいという方が結構いらっしゃるのだなーと思うのですが、かくいう私も昔はそうでした。

会話上手になりたい、この人と話すと楽しいって思われたい、長い間そんな社交的な人に憧れてきました。

私はどちらかというと、休みの日は家で昼寝をしていたいタイプだし、みんなでわいわい騒ぐよりはひとりで本でも読みながらまったりしたいタイプ。
近所の人たちとも世間話・立ち話で盛り上がるということはほとんどなく、どちらかというと世間話は苦手部類。
お世辞にも社交的とはいえません。

こんな私がアサーティブを学んで良かったと思うことの一つは、

「社交的でない自分も素敵。そのままでOK」

と思えるようになったことでしょうか。

昔は「会話上手で明るくて、社交的でなければ人としての魅力や価値がない」とまで思いつめていたことが、今ではそのままの自分をリラックスして受け入れることができます。
その違いはとても大きいなあ、と思うのです。

たとえ社交的でなくても明るいキャラでなくても、伝えたいこと・伝えるべきことを相手を尊重して率直に伝えられること。

そんなアサーティブに出会って本当に良かったと思う今日このごろです。