2016/8/16 桜沢信江

自分を救うひとつの方法

こんにちは。アサーティブジャパン認定講師の桜沢信江です。

実はここ数週間の間に、プライベートな場面で辛いことや悲しいことや悔しいことが立て続けにおき、正直結構凹んだ日がありました。

嫌な事や辛いことがあった時に「これはアサーティブチャンスだ」と思えてすぐに行動に移せる時もあれば、「いや、今回はまじめにまいった」と中々切り替えられずぐずぐずな時もあります、人間ですもの。今回は自分の不甲斐なさを痛感し後者の方でした。

でも私は、くずぐずしている自分を救う方法の一つとして「走る」という方法がある、と知っています。

落ちこむ時は誰にもあるし、その程度もその時によって様々。その都度どうやって自分らしさを取り戻していくか、その対処法を自分で知っていることは大切なこと。

私の場合は、普段は信頼できる誰かに話を聞いてもらって(相談して)また少しずつやってくかと思えることが多いのですが、正直話す気力さえもない時もあります。そんな時は、話す気力もないほど辛いんだなと自分の気持ちを誠実に認めてあげながら「瞑想ジョグ」へ出かけます。「とりあえず走ろうじゃないか」と自然と体が動きます。習慣ですね。

音楽も聞かず頭を真っ白にしてただ前を見て走り汗をかく。
たんたんと走っているだけなのに体温と同時に気持ちも徐々に上がっていくのが実感できるから不思議です。
前へ前へと進むことで無意識的に「過去の出来事に執着するよりも未来を見据えて行動していこう」と思えるのかもしれません。

私の場合、この瞑想ジョグがきっかけとなり、じゃあ今後どうしようか、諦めずにアサーティブに話し合っていくためにはどうしたらいいだろうか、など、徐々に前を向いて考えていけるようになっていくのです。

今回も瞑想ジョグがきっかけとなり、じっくり考え周囲にも相談した結果、まずは一人の方と、アサーティブな対話の一歩を踏み出すことができました。まだ全てが解決したわけではありません。が、凹みながらも少しずつでも行動に移せている自分にOKが出せています。

凹んだ時の自分に優しく出来る方法、自己信頼を取り戻すきっかけとなる方法を、自分なりに持っておくことの大切さを、今回改めて感じることができました。