2017/4/4 アサーティブあれこれ
アサーティブジャパンのユニークな講座の数々をご紹介
4月になり、やっと春らしい陽気が訪れてきました。
ここ東京・国立(くにたち)も桜が見頃となっています。
私たちアサーティブジャパン(AJ)も年度替わりとともにスタッフの一部が入れ替わり、新体制でのスタートとなります。
2017年度も皆さんにさまざまな形でアサーティブトレーニングをご提供していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
AJでは様々な立場、職業、年齢の皆さんにアサーティブをお伝えしていますが、今回はその中でもちょっとユニークな講座の一部をご紹介したいと思います。
「U29のためのアサーティブトレーニング」
仕事やバイト先、サークル関係友人関係家族関係でのやりとりなど、20代の学生、社会人はコミュニケーションもいろいろ大変。
そこで、U29(アンダー29)世代の皆さんにアサーティブトレーニング。
この世代ならではのコミュニケーション上の課題を出し合い、仲間同士でわいわいとおしゃべりしながらアサーティブを学びました。
↑「いや〜上手に断るのってむずかしい!」リアルにロールプレイ中。
最後はみんなで記念撮影。
若い世代にこそ、どんどんアサーティブを活用して可能性を広げていってほしいものです。
「小児がん経験者のためのアサーティブ講座」
小児がんを経験された皆さんが、就労時にぶつかるであろう様々な課題について、コミュニケーションでどう解決していけるかをテーマにアサーティブトレーニングを担当いたしました。
たとえば、受診するために休みがほしいことを上司に伝える時。
病気の症状によって仕事中に配慮が必要なことを、具体的に伝える必要がある時。
「申し訳ない、迷惑をかける」という思いで、伝えたいことをついガマンしてしまう時。
自分のからだを大切にしながら仕事をしていくために、アサーティブなコミュニケーションが役に立ちます。
病気を抱えながら仕事をす続けていくのは不安なものです。
しかし、アサーティブという伝え方の選択肢を持つことによって、少しずつ自信をもってまわりに協力を得られるようになります。
「アジア諸国の農村女性のためのアサーティブ」
アジア農協振興機関(IDACA)からのご依頼で、アサーティブトレーニングを担当しています。
参加者はインド、インドネシア、カンボジア、ミャンマー、タイ等から研修のため来日しているNGO、政府関係の女性管理者たち。
国は違ってもコミュニケーション上の悩みは意外と共通しているもの。
アジアの女性たちがもっと自分らしくリーダーシップをとっていけるように、アサーティブなコミュニケーションを学んでいただきました。
この講座については代表ブログ「アジアの女性リーダーとの時間」でも内容を紹介しております。
アサーティブジャパンでは、上記講座の他にも
「薬物依存症の家族のための講座」
「上司をうまく巻き込むアサーティブ研修」
「障がい当事者の就労に活かすアサーティブ」etc...
などなど、多様なテーマで皆さんのニーズに合ったアサーティブ講座をお届けしております。
また機会がありましたら随時ご紹介していきたいと思います。
今年度もどんな出会いがあるのか、ほんとうに楽しみです!