事例から見る導入の効果
“実践につながる良質なコミュニケーションの体験”を提供します。
アサーティブジャパンの研修プログラムの最大の特長は、アサーティブの知識(インプット)と、自身のコミュニケーションの振り返り、そして実際にアサーティブに伝えるための実践的な演習(アウトプット)を中心に組み立てられていることです。「アサーティブな伝え方」をくり返しトレーニングすることで、「実践に結びつく」力を養っていきます。
お客様の課題に合わせて研修内容をカスタマイズします。
研修の対象者や階層、業種、専門性によって、コミュニケーションの課題は異なります。これまで15年以上にわたり行ってきた、年間300講座を超える多様な研修の実績を踏まえ、お客様のニーズをヒアリングし、それぞれの現場の課題に合わせた演習事例、プログラム構成、時間設定等を決めていきます。参加される方々に「あるある」と感じていただき、「ひとごと」ではなく「じぶんごと」として取り組めるような研修をカスタマイズしていきます。
ひとつひとつの課題をどう解決するか、ともに考えていきます。
一般的な課題や共通の事例のみならず、参加者一人ひとりが抱える現場の実際の事例に対しても、アサーティブな解決に向かって講師がサポートを行います。具体的には、個々の課題に対してトレーナーがサポートしながらロールプレイを行い、解決についてともに考えていきます。攻撃的になるのでも受身的になるのでもなく、自分も相手も尊重しがら率直に、誠実に、対等に伝えるプロセスを、ともに考えていきます。
ケーススタディ:
若手社員の主張力を向上 〜I社の場合〜
I社では、若手のコミュニケーション不足とメンタル不全が課題となっていました。人事担当者の方からのご相談により、入社半年目のフォローとしてアサーティブ研修を導入しました。プログラムの1日目はこれまでの業務の振り返りと課題の抽出、2日目に今後上司や先輩とどのようにコミュニケーションを取るのかの実践トレーニングを行い、今後の具体的なアクションプランを作りました。その後、先輩や上司への相談が増え、離職者数が減っているとの報告を受けました。
- 業態:
- 小売販売の営業、商品開発、管理部門
- 導入研修:
- アサーティブコミュニケーション研修(例:半日研修)
- 対象人数:
- 入社5年目までの若手社員約150名
ケーススタディ:
新人社員への関わり方を改善 〜N社の場合〜
新人を育成するOJTが、新人との効果的な“関わり方”を学び、上司や先輩を巻き込んで新人を育成していく力をつける。そのためのコミュニケーションの取り方として、アサーティブコミュニケーション研修を導入しました。辞められないように腫れ物に触るような接し方でもなく、一方的・威圧的な指導でもなく、新人を尊重しながらも「言うべきことは伝える」トレーニングを行い、新人との関わり方を身につけました。その後、自信をもって新人育成に関わることができたという声をいただいています。
- 業態:
- 保険金融業
- 導入研修:
- アサーティブコミュニケーション研修(1日研修)
- 対象人数:
- 若手社員 240名
ケーススタディ:
多様な価値観をまとめるリーダーシップを養う
〜A社の場合〜
販売店舗のスーパーバイザー、及び販売店のチーフ層は、若手社員、ベテラン派遣社員、アルバイト社員等、多様な職種や価値観のスタッフをまとめることが業務の一つとなっています。とはいえ、多様な価値観を持つスタッフの指導は簡単なことではありません。厳しく言うと辞める、言わないとサービスの質が統一されないというジレンマの中、スタッフ一人ひとりを尊重しながらも、よいサービスにつながる指導の一環として、アサーティブトレーニングが導入されました。
- 業態:
- 小売販売、サービス業
- 導入研修:
- アサーティブトレーニング研修(例:1日研修)
- 対象人数:
- 60名(SV)、260名(チーフ)
ケーススタディ:
組織内ハラスメントを防ぐ 〜K社の場合〜
管理職研修の一環として「ハラスメントとは何か」「何がNGか」については理解したが、「ではどうしたらいいのか」がわからない、と、社内コンプライアンス担当者よりご相談がありました。ハラスメントを怖れるがあまり部下への注意が遠回しになってしまう。そうではなくて、部下を尊重しながらも言うべきことははっきり伝える方法として、アサーティブな指導法をご紹介しました。全社の管理職を対象に、演習を含んだ2時間研修を担当しました。
- 業態:
- 運輸・通信業
- 導入研修:
- ハラスメント研修(2時間研修)
- 対象人数:
- 全管理職 270名