自分のコミュニケーションタイプを知ろう 私たちは様々な形で相手とコミュニケーションをとっています。とはいえ、自分の「伝え方のくせ」によって、言っていることが相手に伝わらない場合もたくさんあります。現在の自分のコミュニケーションパターンは、どんなタイプなのでしょうか。下記の質問にお答えいただくと、自分のパターンが見えてくるかもしれません。自分のコミュニケーションのくせを学ぶと同時に、本日はちょっとしたヒントをお伝えします。 タイプは 4 つ。めざそうアサーティブ チェックシートの設問に答えて、あなたのタイプをチェックしましょう 1. レストランで頼んでいた料理がなかなか出てこない。そんなときあなたは… 不安になりながらも、黙って待つ。 「いつまで待たせるんですか!」と感情的に抗議する。 「40分くらい待っているのですが、あとどれくらいかかりますか?」と冷静に聞いたうえで、時間がかかりそうだったらキャンセルを申し出て店を出る。 イライラして待った結果、お店の悪口をインターネット上に書き込む。 2. デートで相手のおすすめ映画に行ったが、全然面白くなかった。「映画どうだった?」ときかれたそのときあなたは… 「超最悪だった!あれのどこがいいわけ?」とふてくされて映画の悪口を連発。 「面白かったね」とうそをつく。 「まあ人それぞれだよね」とぼそっとつぶやき、しばらく不機嫌。 「ちょっと言いづらいけど」と正直に映画の感想を言う。 3. 学生時代の先輩から電話がかかってきたと思ったら、保険の勧誘だった。 自分は現在の状況に満足していて入るつもりはない。そのときあなたは… 相手との関係を悪くしたくないので、しぶしぶ保険に入る。 「興味ないしムリです」と、はっきりきっぱり断る。 「お気持ちはありがたいのですが、今は入る予定はないんですよね」と断る。 「入ってもいいんですけど、家族がどう言うか…」と、家族をだしにして断る。 4. 疲れている時に家族から文句を言われました。思わずカチーンときたあなたは… 10倍にして言い返す。 ここで波風を立てたら後が大変だから、「ごめんね」と言って先に謝る。 無視してしばらく口をきかないでいる。 「今疲れているから、また別の機会に話してもいい?」とその場を離れる。 5. 後輩が何度もミスをしている。これまでも「何がわからないのかな」と優しく 聞いていたけれど、これで5 回目。堪忍袋の緒が切れそうになったあなたは… こいつはもうだめだとあきらめて、自分の運の悪さを嘆く。 「何度言ったらわかるんだ」と、思わず怒鳴ってしまう。 「このままではまずいよ」と伝えて、具体的な変更点を提案する。 これまでのミスを一つひとつあげて、「君にはがっかりだよ」と、冷静に説教し、 相手がどんなに迷惑をかけているかを認めさせる。 6. 会議のレポートをまとめたところ、先輩が「この間のレポート、すごくよかったよ」 とほめてくれました。意外なほめ言葉にあなたは… 「いえいえ、自分なんて…。そんなことありません…」とモジモジする。 「ありがとうございます。そんな風に言われると嬉しいです」と感謝する。 「そんなこと言っても何も出ませんよ」と皮肉で返す。 「別によくないですよ」と言って、相手の言葉を否定する。 7. 家族にリビングの片づけを頼んで出かけたけれど、帰ってみたら何もできていない。 がっかりしたあなたは… 猛烈に「怒りのオーラ」をかもし出して、相手に「悪かった」と思わせる。 「なんで?どうして? すぐにやって!」と、即刻やらせる。 正直にがっかりしたことを伝え、相手の理由も聞いたうえで「やってもらいたい」と伝える。 「こんな人に頼んだ自分が間違いだった」と反省して、自分でやる。 8. 忙しそうな先輩に、急いで資料に目を通してもらいたいと思っている。 そのときあなたは… 「お忙しいところ申し訳ありませんが、〇〇をお願いします」と勇気をもって頼む。 忙しそうなので自分の依頼をひっこめる。 「今、忙しいですよね…」と言いつつも、なんとなくその場をうろうろして 相手に「どうしたの?」と声をかけてもらう。 相手が忙しいかどうかについては、まったく気にならない。 9. 自分がリーダーシップをとり一生懸命企画したイベントが、うまくいかなかった。 そのときあなたは… 自分がリーダーとして失格だったんだと責めて、激しく落ち込む。 他のメンバーがやってくれなかったせいだと、周りを叱り飛ばす。 精一杯やった事実を認め、今後自分にできることは何かを考える。 自分のせいではなく「◯◯さんのせいです」と誰かに責任転嫁して、周りに愚痴る。 あなたのタイプをチェック